本記事では、頭の形の診断で「最重症」となってしまった我が子がヘルメット治療を開始した経緯やその時に気が付いたことを時系列別に記載しています。今回は頭の形の異変に気がついた経緯とその後の行動や実際に使った小さくグッズを紹介します!今まさにヘルメット治療で悩んでいるママ、パパの判断や対策のお力になれれば幸いです。
生後1ヶ月ごろに、頭の形の異変に気がつく
一ヶ月近くが経ち、少し横に向けるようになってきた頃、自治体から保健師の訪問がありました。新生児訪問といって出産後、28日以内に親と新生児の様子の確認や育児における不安の相談に乗ってもらえるという制度があったので、それを利用しました。その際に、うつ伏せ練習をしたのですが、頭の形がえらいことになっていたんです。正面や横から見るとあまりわからないのですが、後ろから見ると頭の形が丸ではなく平行四辺形のような形になっていて、歪な形をしていたんです。

人の頭はこんな頭の形なのか?普段大人の頭ですらじっくり見ることはないので頭の形を意識したことはなかったですが、明らかに少し潰れた形をしていました。
そんな状態になるまで何で気がつかないんだ?と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、これが本当に気がつかないんです。
というのも、まず赤ちゃんは基本的に寝ているか泣いている時がほとんどなので普段わざわざ頭の形を確認するという意識がなかったからだと思います。多少向きぐせがあるというのは知っていましたが、同じ向きを向いていたら頭が凹んでしまうことになることは当時わかっていませんでした。これまではSDIS(乳幼児突然死症候群)が怖くて、必ず仰向けにしていたので確認ができなかったといこともあったのかもしれません。ただ、この時に気がついてしまったが最後、頭の形が気になってしまう日々が四六時中続いていきます。
ネットで検索するも、正しい情報がわからない

我が子の頭の形が異常ではないのかと思い、まずはネットで頭の形について調べました。
「赤ちゃん 頭の形」で検索すると、絶壁がすごい子や軽度な症状の子など出てきましたが、その子によって症状が異なっていて、自分の子供と同じような例がなかなか見つかりませんでした。
この時に言えることは、調べても調べても、事例は出てくるけども、本当にそれが求めている答えかはわからないということでした。
もちろん何もせずじっと待ってることは出来ないので行動はした方がいいとは思うのですがネットで調べた情報を鵜呑みにして正しい情報かわからず、判断してしまうこともあるので専門家の知識を聞く方が良かったと今は振り返って思います。

ネットで調べてわかった気になってしまうけど、正しい情報を見つけるのは簡単じゃないんだね
家族、周りの友人、保健師に話を聞く
最初に相談したのは、検診で来てもらった保健師の方でした。うちの子は頭の形がおかしくはないですか?と伺った際に、確かに丸い形はしていないけど、成長と共に治っていく子もいるし、心配だったら病院を受診してみてくださいと言われました。その時は気がついたばかりだったし、様子を見てみることにしました。
家族や親戚、周りの友人にも相談しましたが、頭の形なんて大きくなったら治るし大丈、今だけだよ。うちの子は頭の形が歪だったけど、大人になったら気にならなくなったよなどアドバイスをもらいました。そんなもんだよなと少しホッとしてしました。
1ヶ月検診
1ヶ月検診があったので、そこでも念のため、頭のことを相談しました。そこで言われたのは保健師さんと同じ見解でした。
明確に治りますとは言われず(言えないのだと思います)、治る方が多いですが、心配なら専門の医院で見てもらってくださいとのことでした。

え?専門の病院があるの?
頭の形専門の外来があることを知った私は早速病院について調べ始めますが、また頭を悩ませることになります。
今思うとですが、もっと早くに気がついていて、対策をしていればヘルメット治療をし なくても済んだのかもしれません。
2ヶ月〜は実際に頭の形の異変に気がついてから、とった行動と対策グッズなどをまとめています。