頭の形対策グッズで改善される?試した自助努力をご紹介

頭の形対策グッズヘルメット治療
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本記事では、頭の形の診断で「最重症」となってしまった我が子がヘルメット治療を開始する前に試した自助努力をまとめています。効果のあった対策グッズや実施した時期、その後の変化を記録しています。今まさにヘルメット治療で悩んでいるママ、パパの判断や対策のお力になれれば幸いです。

変化に気がついた1ヶ月頃から対策を実施

保健師の訪問で初めて頭の形がおかしいと気がつきました。それがちょうど1ヶ月頃でした。その後、対策を考え、以下の二つを実践することにしました。

  • 頭付近にタオルを入れて少し段差をつける
  • ロトトクッション+タオルで向き癖を制限
  • 向きぐせ防止まくらを買って試す

うちの子は斜頸があり、同じ向きで寝ていることで頭が圧迫されている傾向がありました。そのため、むきぐせを出来るだけ固定してあげることで緩和してあげる対策をすることにしました。

以下の章で、一つずつ順を追って説明します。

以前の経緯やその時の心情や詳しい状況は以下に記載してありますので興味のある方は見てみてください。

タオルで頭の向きを調節できる?

最初に試したのは、タオルで段差をつけることです。頭の向きを変えて、一定の場所に負荷がかからないようにすることで少しでも頭の形が改善できればと実施しました。

結論としては、タオルを挟むだけではうまくいきませんでした。ある程度は体を傾けたり、高さを作って寝る向きを変えることは出来たのですが、固定できないため向き癖は変わらず、同じ方向を向いて寝ていました。

あまり段差をつけすぎてしまっても窒息が怖かったですし、効果がなかったのでタオルで段差をつけて対策するやり方は諦めて、別の方法を試すことにしました。

ロトトクッションで向きぐせは変わる?

ベットにタオルを置いただけではすぐ動いてしまって、いつもの向きに戻ってしまいました。そのため、次は少し固定が出来る方法を試してみました。

うちでよく使っていたのは、ロトトクッションにタオルを置いて段差をつけるやり方です。

ロトトクッションの詳しい説明はこちらをご覧ください。

平面よりも窪みがあるので、一定の方向へ向きを変えることは出来ました。ただ、動いてしまって固定が出来ないため、すぐにいつもの向きに戻ってしまいました。背面にタオルを置くよりは効果はありましたが、やはり持続力という意味では効果はありませんでした。

家にあるもので試行錯誤しましたが、改善が難しくかったので市販されている向き癖専門グッズを購入することにしました。

身近なもので改善できそうだけど、赤ちゃんが動いてしまうからちゃんとした対策グッズが必要そうだね!

ドーナツ枕で向きぐせを変えられる?

次に試したのが、ドーナツ枕です。まず、買ってみたのは「エスメラルダ」のドーナツ枕です。通気性も良く、丸洗いできるというところがメリットですが、この枕を買ってみた1番の理由は枕を織り込んで高さを変えられるからです。 

タオルでは高さはある程度保てるものの、沈んでしまったり高さを調整することが難しいので、織り込むことで簡単に高さを固定する事が出来ました。

ただ、生地が滑りやすいせいか、最初に寝かせた時は普段とは逆の向きに寝返りをするのですが、結局いつもの向きにいつの間にか戻ってしまい枕をしてもしなくても結果は変わりませんでした。

クッションで姿勢を変えて、向き癖を改善

次に試したのが三角形の向き癖防止クッションです。枕と比べて頭だけではなく、姿勢そのものから向きを変えるものなので、効果が出ていました。ただ、固定できるわけではなく、子供もよく動くのでクッションがづれてしまって固定が出来ませんでした。結果として、うちの子の場合はこちらも向き癖防止対策としては効果が出ませんでした。

高さの調節できるインサート式ドーナツ枕を購入

2番目に買ったドーナツ枕は真ん中に穴が空いたタイプで、高さが調節できるタイプの枕を買いました。これが結果的に1番効果がありました。最初に買ったドーナツ枕は高さは調整できましたが、固定がうまく出来ませんでした。今回買った枕はくぼみがあり、頭にハマりやすい設計で高さを調節できたので、長時間向かせたい方向にある程度、固定する事ができました。

まとめ

今回、私が検討した向きぐせ防止マクラの中で重要だと思ったことが2つありました。

  • 高さが調整できること
  • 一定時間、向きを固定できること

高さを調整することで、いつもの向きに戻させにくくする事が出来ました。平な面だとどうしても、赤ちゃんが向きたい方向に体を向けてしまいがちなのですが、高さがあるとその状態をキープする事ができました。

また、意図した方向にある程度、固定できるというのも重要かと思います。最初は向きを変えられても向きを持続出来ないといつもと変わらないですからね。

以上が、頭の向きぐせの実際の対策まとめでした。我が子は1ヶ月半頃からスタートしましたが、対策は早ければ早い方が効果が出やすいので、悩んでいる方は早めに対策をされることをオススメします。