1. 子連れでカーシェアを使おうと思った理由
「車、どうする?」…子どもが生まれてから、夫婦でこの話を何度したか分かりません。
雨の日の買い物、急な小児科受診、週末のちょっとしたお出かけ。「あー、車があったらな」と感じる場面は正直あります。でも都内在住でマンション住まい。近くに駐車場を借りようとすると、それだけで月3〜4万円はかかる。保険や維持費を足したら…どう考えても割に合わない。
そこで本格的に活用し始めたのが、カーシェアでした。この記事を読んでいるあなたも、きっと似たような状況ではないかと思って。ただ、、、正直に言います。子連れカーシェアには、大きな壁がありました。
我が家が試行錯誤した上で使っていたチャイルドシート Aprica(アップリカ) のリライド ABです↓
なぜこれにしたかは後ほど解説します。
2. カーシェア最大の問題は「チャイルドシート」だった
最初の頃は「まあなんとかなるでしょ」と甘く見ていました。でも実際にカーシェアステーションに行って、車に乗り込もうとした瞬間に気づくんです。
「え?待って、チャイルドシート、ない。」
タイムズ・オリックス・カレコなど、国内の主要カーシェアサービスは原則としてチャイルドシートを常備していません。「じゃあどうするの?」となるわけですが、ここで多くの人が引っかかる情報があります。
「レンタカーやカーシェアは、事業者がシートを用意できない場合、法律上は着用が免除される」
道路交通法では6歳未満の幼児へのチャイルドシート着用が義務付けられていますが、貸渡自動車で事業者が用意できないケースは、たしかに免除規定があります。
「じゃあ付けなくていいじゃん!」…そう思いますよね。でも、ちょっと待ってください。法律は免除してくれても、事故の衝撃は免除してくれません。
警察庁・JAFのデータによると、チャイルドシート非着用時の致死率は、着用時と比べて約4.6倍※1。この数字を夫婦で目にしたとき、答えは即決でした。
「たとえ法律で免除されたとしても、安全のために持ち運び用のチャイルドシートが絶対に必要!」
ただ—ここからが本当の試練の始まりでした。
3. カーシェア向けチャイルドシートを選ぶ「絶対条件」
次はシート選び。ここにも絶対に外せない条件があります。マイカーがあるファミリー層が設置する重くてゴツい設置型のチャイルドシートは、カーシェアでは絶対にNGです。そもそも子供がいるだけで大変なのに、さらに苦行を重ねることになります。カーシェア特化型に必要なのは、たったの2つです。
① 家からステーションまで、運べる軽さ
もう片方の手は、子どものために空けておかないといけない。これは絶対条件です。重すぎるシートは、運ぶだけでも大変なので、やがて使わなくなります。我が家では夫が肩に担ぐか、ベビーカーに基本的には乗せてはここ部用にしていました。
② 5分程度で脱着できる手軽さ
カーステーションで10分以上設置に時間をかけるのは現実的ではありません。「パチっとはめてすぐ出発」この設計かどうかが、毎回気持ちよく使えるかどうかを決めます。
この2つの条件を満たさないシートを選ぶと、後悔します。実際うちも最初に買ったシートはこれを満たしておらず、3回使ったところで夫が「もう無理」と音を上げました(笑)。

手軽につけられて、便利!カーシェアで選ぶならAprica(アップリカ) のリライド ABでした!選んだ理由はページ下部に記載してます。
4. カーシェア向けチャイルドシートを選ぶポイント
カーシェアに適したチャイルドシートを選ぶ上で絶対に必要だと感じた条件を踏まえ、具体的な選び方を整理します。
軽量は、正義
カーシェア用シートにおいて、重さは最重要なスペックです。 できれば、可能な限り軽いモデルを優先しましょう。同じ安全性能なら、迷わず軽い方を選んで正解です。
ISOFIXとシートベルト固定、どっちがいい?
「カーシェアの車にISOFIXがあるか不安」という声をよく聞きますが、これはほぼ心配いりません。というのも、2012年7月以降に発売されたすべての新車には、ISOFIXの取付金具装備が義務化されています。タイムズカーをはじめとするカーシェア各社の車両は高年式のものが使われているため、ほとんどの車がISOFIXに対応していると考えてOKです。
ISOFIXはカチっとはめるだけで固定できるため、着脱が圧倒的に速くて確実。「迷ったらISOFIX対応モデルを選ぶ」で間違いありません。
我が家でもISOFIX対応のチャイルドシートを使ってました↓(胸に書いてあるISOFIXのマークです)

折りたたみ・キャリータイプ(トラベルシステム)の便利さ
特に新生児〜1歳頃は、ベビーカーと合体してそのまま運べるトラベルシステムタイプが本当に便利。車からそのままベビーカーにスライドできるため、眠った赤ちゃんを起こさずに移動が完結します。カーシェアとの相性が抜群です。
【厳選】カーシェア用チャイルドシート、結局どれを選べばいい?
選ぶポイントはわかったけど、実際にどうやって選べばいいの?と思うかと思います。次からは、実際にどんな商品があって、我が家がどのチャイルドシートを使っていたかを解説します。
チャイルドシートは、軽さ重視か、安全性重視か…。選択肢は3タイプに分かれます。
① 軽量タイプ(3〜5kg台)|持ち運び最優先ならこれ
代表例:トラベルベスト ECプラス(2.9kg)
| 優先事項 | 内容 |
|---|---|
| 重さ | 3〜5kg台。 |
| カーシェア持ち運び | ◎ 片手でも持てる |
| 安全性 | △ シンプル構造のため、安全性は不安が残る |
| 価格帯 | 1〜2万円台でリーズナブル |
片手にシート、もう片方に子どもを抱っこして歩ける最強の手軽さ。「まず試してみたい」という方の入門にぴったりです。
運びやすさとリーズナブルさを取るなら、トラベルベスト ECプラス↓
我が家はこれと迷ってアップリカにしました。
② 標準タイプ(6〜8kg台)|安全性と持ち運びのベストバランス ★イチオシ★
代表例:アップリカ リライド AB(7.5kg)
| 内容 | |
|---|---|
| 重さ | 7.5kg。片手だと厳しい。 |
| カーシェア持ち運び | ○ベビーカー荷台に乗せれば解決 |
| 安全性 | ◎3重構造・R129適合で安心、安全。 |
| 使用期間 | 15ヶ月〜12歳頃。意外と長く使える。 |
| 価格帯 | 約37,950円(税込) |
7.5kgは「片手でラクラク」とは言えません。でもベビーカーの荷台に乗せてステーションまで押していく—この運び方を発見してから、重さの問題は完全に解決しました。
実は我が家はこのベビーシートを使っていました。
そしてこのチャイルドシートの最大の魅力は安心・安全性です。アップリカ リライド ABのすごいところは持ち運びできるサイズ感で、ISOFIXの確実な固定ができ、3重の側面衝突保護構造になっている点です。
3重の側面衝突保護構造
- マシュマロGキャッチ:ヘッドレストの衝撃吸収材で頭を守る
- ボディーサポート:体全体をサイドから包み込む
- サイドシールド:ドア側からの衝撃を両サイドのプロテクターで軽減
最新安全規則のUN-R129適合・2025年モデル。15ヶ月から12歳まで使い続けられるロングユース設計で、1台あたりのコスパは3タイプ中では最高だと思います。
手軽につけられて、安心安全の3重の側面衝突保護構造。カーシェアで選ぶならこれでした!
Aprica(アップリカ) のリライド AB
③ 重量級タイプ(10kg以上)|マイカー据え置きなら最高峰
代表例:アップリカ クルリラ エックス プラスAB など(約13kg)
| 内容 | |
|---|---|
| 重さ | 10〜13kg以上。両手でもきつく、毎回運ぶのは無理。 |
| カーシェア持ち運び | ✕ 現実的でない |
| 安全性 | ◎回転式・機能充実 |
| 価格帯 | 5〜9万円台 |
マイカー据え置きなら間違いなく最高峰。ただしカーシェアへの毎回の持ち運びは現実的ではないため、用途を確認してから選びましょう。
うちもマイカーがあるなら、これを買ってました。毎回運ばなくていいのは神!
3タイプまとめ比較
| ①軽量タイプ | ②リライドAB | ③重量級タイプ | |
|---|---|---|---|
| 重さ | ◎ 3〜5kg台 | ○ 7.5kg | △ 10kg以上 |
| カーシェア持ち運び | ◎ 片手でOK | ○ ベビーカーで解決 | ✕ 不向き |
| ISOFIX対応 | △ 商品による | ◎ 標準装備 | ◎ 標準装備 |
| 側面衝突保護 | △ シンプル | ◎ 3重構造 | ◎ 充実 |
| R129適合 | △ 商品による | ◎ 適合済み | ◎ 適合済み |
| 使用期間 | △ 商品による | ◎ 〜12歳 | △ 〜4歳が多い |
| 価格帯 | ◎ 1〜2万円台 | ○ 約38,000円 | △ 5〜9万円台 |
| カーシェアおすすめ度 | ★★★ | ★★★★★ | ★ |
※筆者の実体験・各社公表スペックに基づく比較です。商品・グレードによって異なる場合があります。
その他の付属グッズ
チャイルドシート保護マットはカーシェアを利用する際の保険のようなものだと思います。共有の車の座席を金具やバックルで傷つけないよう、敷いておくと安心です。利用規約で推奨しているサービスもあります。
また、夏場はマグネット式サンシェードがあると便利でした。カーシェアの車は停車中に車内の温度が上がりやすく、大人でも汗をかくので、子どもを乗せる前のひと工夫が大切です。
6. カーシェアは子連れでも現実的?
検索してここにたどり着いたママさん、パパさんが一番知りたいのは、きっとこれですよね?
答えは「利用頻度次第」です。
毎日保育園の送り迎えで使うなら、正直マイカーの方が現実的です。毎朝シートを着脱する手間と時間は、積み重なれば大きなストレスになります。
でも、週末のお出かけや買い出し程度(週1〜2回)なら、カーシェアの方が圧倒的にコスパが良く、現実的な選択肢だと我が家は考えています。
「準備さえすれば快適」「慣れればあとは楽」。これが試行錯誤を経た、私たちの正直な結論です。
よくある質問
Q1. チャイルドシートを忘れたらどうなりますか?
A. 道路交通法上は免除規定がありますが、お子様の命に関わるため、必ず持参することをおすすめします。 警察庁のデータでも非着用時の致死率は約4.6倍と非常に危険です。万が一の事故の際、後悔しないためにも「子供のチャイルドシートは親がしっかり設置する」という意識が大切です。
Q2. タイムズなどのカーシェアに、チャイルドシートは設置してないのですか?
A. はい、基本的には常備されていません。一部のサービスで提供される場合もありますが、予約の手間や清潔面を考えると、使い慣れた軽量・ISOFIX対応モデルを持参するのが現実的ですし、安心です。ただ、自分で設置するので多少手間はかかります。
Q3. 設置に失敗して、車を傷つけてしまわないか心配です。
A. ご心配な方は、記事中でも紹介した「チャイルドシート保護マット」がおすすめです。カーシェアの座席を保護できるだけでなく、滑り止め効果でシートが安定し、取り付けも楽になります。数百円〜数千円の投資で安心が買えるため、心配な方は試してみてください。
Q4. 毎回、カーシェアの車にチャイルドシートを運ぶのは、大変じゃないですか?
A. 確かに最初は慣れないので手間に感じますが、慣れると「5分」程度で設置できるようになります。ポイントは「ベビーカーを活用すること」です。ベビーカーの荷台に載せて運べば、軽減されます。抱きかかえてチャイルドシートを持ち運ぼうとすると詰みます。旦那は腰を軽く痛めました…笑
Q5. 夏場の車内は高温になりますが、チャイルドシートは熱くなりませんか?
A. はい、とても熱くなります。背中は密閉されてしまうので、熱が篭りやすくなります。車内はかならず、冷房を適切に効かせてあげることが大切です。また、直射日光でこどもの肌が直接触れる部分は暑くなりやすいので、「サンシェード」に加え、「保冷剤(ジェルタイプ)」や「冷感性の日除けシート」の持参をおすすめします。
11. まとめ|子連れカーシェアは「慣れ」が必要だった
子連れカーシェアをひと言で表すなら、「慣れれば、コスパを最大限に活かせる」ということですです。
カーシェアにあったチャイルドシートと正しい車種を選べば、思っている以上に快適で賢い選択肢になる。逆に何も考えずに始めると、毎回ストレスを抱えることになると思います。私たちが辿り着いた結論はシンプルです。
「軽量なマイシートを用意すること」「夏は暑さ対策をすること」…この2つを抑えれば、これほどコスパの良い子育てライフはないです。
まだチャイルドシートをお持ちでない方は、ぜひ下のリンクから選んでみてください。一度良いチャイルドシートを手に入れると、毎回のお出かけが格段に楽になりますよ。
※道路交通法に関する情報は執筆時点のものです。最新情報は警察庁・各自治体の公式情報をご確認ください。

