「いつまで使えるの?」「本当に安全?」「取り付け、めんどくさそう…」チャイルドシート選びって、悩みだすとキリがないですよね。私も同じところで立ち止まって、結局たどり着いたのがアップリカの「リライド AB」でした。カーシェアを日常的に使う我が家で、半年以上ガチで使い倒してみました。良かったところも「うーん」と思ったところも、全て正直に書いていきます。
アップリカ リライドABとは?
リライドABは、アップリカが出してるチャイルドシート&ジュニアシートの一体型モデル。生後15ヶ月くらいから12歳頃まで、これ1台でずっと使えるのがウリです。「チャイルドシートって何回も買い替えなきゃいけないの、正直しんどい」と思ってた人には刺さるはず。
しかも長く使えるだけじゃなくて、安全面もちゃんとしています。実はチャイルドシート業界、今けっこう大きな節目を迎えていて。これまでの安全基準「R44」の製品はもう製造も出荷も終わっていて、新しい基準「R129」への切り替えが完了しているんです。
何が変わったかというと、要は判断基準が「体重」から「身長」になったこと、そして横からぶつかった時の衝撃(側面衝突)のテストが必須になったことです。子どもの体格により合わせやすくなって、見落とされがちな真横からの衝撃にも強くなった、というイメージです。
リライドABはこのR129にちゃんと対応済み。頭を守るクッション素材と、体全体を包み込むサポート構造で「3重の守り」を実現しています。長く使えて、しかも安全面の土台がしっかりしている。これが、リライドABにした理由の1つでした。
とはいえ、スペックだけ見ても「実際のとこはどうなの?」って思いますよね。ここからは、我が家が選んだ本当の理由や使ってみて感じたポイントをお話しします。
我が家がリライドABを選んだ理由(体験談)
長く使えて安全性も高い。ここまでは他のチャイルドシートでも同じなんだよな…でも実は、我が家の決め手はもうちょっと別のところにありました。
正直、チャイルドシートって何度も買い替えたくないじゃないですか?我が家が一番グッときたのは「1歳すぎ(生後15ヶ月・身長76cm)から、小学校卒業くらい(身長150cm)まで、これ1台でいけちゃう」というコスパの良さでした。
これ、実は単なる「お得」の話じゃないんです。JAFも言ってるんですが、車のシートベルトがちゃんと体にフィットするのって身長140〜150cm以上から。それより小さいうちにジュニアシートを卒業させちゃうと、ベルトが首にかかったりして逆に危ないんです。最近は自転車のヘルメット着用も増えて子どもの安全意識自体が高まってますけど、車の中でも「その子の体に合ったサイズで座らせ続ける」ってすごく大事なんですよね。
リライドABは座面の長さを3段階で調節できる「エクステンドシート」がついてるので、子どもが大きくなっても太ももの裏が座面の端に当たって「痛い痛い」ってならない作りになってます。成長に合わせて微調整できるからこそ、長く付き合えるんです。
あとは、うちの子がベビーシートを卒業して1歳からチャイルドシートに切り替えたタイミングだったからというのはありました。1歳〜対象のチャイルドシートでちょうどいいのが他になかったのでタイミング的なことも重なったというのもありましたね。
実際に使って感じたメリット
10年ほどカーシェアを利用している我が家がリライドABを使って、よかったなと思えたところをご紹介していきます。
軽量のため、持ち運びするカーシェア利用者が使いやすい
R129に対応したシートって、安全構造がしっかりしてる分、10kg超えのずっしりモデルも珍しくありません。そんな中、リライドABは7.5kgっていう軽さを実現してるんです。
「女性一人でも設置しやすい」ってキャッチコピー、盛ってないです。実際、一人で車から車へ載せ替えることもあったんですが、この軽さのおかげでかなり楽でした。
ISOFIXコネクターもワンタッチでスッと伸びるので、固定もスムーズ。サポートレッグ(床に突っ張る棒)じゃなくてトップテザーで固定するタイプだから、後部座席の足元がスッキリするのも地味に嬉しいポイント。荷物を置くスペースがちゃんと残るので、お出かけの荷物が多い日でも安心です。
我が家はカーシェアを利用しているんですが、これ以外のチャイルドシートで安全性もあってというとなかなか他がなかったですね。
カバーが取り外し可能で、洗濯しやすい
車の中で子供が飲み物や食べ物をこぼして、チャイルドシートが汚れてしまうこと多くないですか?うちはしょっちゅうお菓子や飲み物をこぼしたり、車酔いをしてゲーしてしまったりと何かとチャイルドシートが汚くなります。放っておくと匂いも気になるし、衛生的にも良くないですよね。アップリカのリライドABはカバーが取り外し式なので、汚れた部分があったら洗濯して付け替えればいいので結構便利でした。子供も綺麗なチャイルドシートの方がいいですもんね。
固定式のチャイルドシートだと、なかなか取り外しが難しいところもあるかもしれませんが、そこは取り外し式の利点だと思っています。
背もたれの角度が調整できる
車のリクライニングシートに合わせて、リライドABのリクライニングの角度を調整できるので子供が窮屈な場合は調整して快適な角度に調整することができます。うちの子はとくに酔いやすかったのでこの背もたれを調整することで若干酔いやすさが軽減されたような気がします。
…と、ここまでベタ褒めしてきましたが、もちろん完璧なアイテムなんてありません。次は正直に使っていて気になったところもお話しします。
気になったデメリット
利用している中で、困ったことや工夫して乗り切ったことは以下の点です。
首が前に倒れちゃう問題
使い始めの頃、子どもの首が前にコクンと倒れがちになったことがありました。調べてみると、これって車の純正シート自体の角度が立ちすぎてると起きやすい現象みたいです。リライドABには2段階のリクライニング角度調節があるので、車のシートとの隙間ができないようピタッと密着させるように角度を調整したら、かなり改善しました。取り付けの時にひと手間かける価値、ありです。

ベルトがねじれる
5点式ハーネスのベルトがねじれるっていう声、我が家含めて実際よく聞きます。これ、子どもを座らせる位置が奥すぎたり浅すぎたりするのが原因になってることが多いみたいです。正しい位置にちゃんと座らせれば、ねじれはほぼ起きません。むしろこの強めのホールド感は、R129の安全基準をクリアするためにしっかり体を固定してる証拠でもあるんです。ちょっと手間はかかるけど、それだけ安全ってことでもあります。
不安に思ってたポイント、これで解消されたんじゃないでしょうか。ここまで正直に書いてきましたが、じゃあ他社製品と比べてどうなのか、気になりますよね。
荷物が多い時や雨の日にチャイルドシートを積み込むのが困難
カーシェアを利用するときはいつも身軽なわけじゃありません。特に、子供の荷物やお出かけで荷物が多い時、雨が降っている時などは大変です。片手でチャイルドシートを抱えながら子供と荷物を運ぶのは不可能なので、何回か往復が必要になるので、なかなか厳しいです。
ただ、そんな時はベビーカーを活用するといいかもしれません。うちの場合は、ベビーカー(A型)にチャイルドシートを載せて運んでいます。出先でも使えるし、荷物もある程度は載せられるので抱えて持って行くということはしなくても済みます。
コンビ・エールベベと比較
デメリットも含めて正直に話してきましたが、それでも我が家がリライドABで良かったなと思うのは、他社と比べるとよく分かります。同じ価格帯で、同じくR129対応・ロングユースタイプのライバルとして、コンビの「ジョイトリップ アドバンス」やエールベベの「パパットR」があります。実際に並べて比べてみました。
| 項目 | アップリカ リライドAB | コンビ ジョイトリップ アドバンス | エールベベ パパットR |
|---|---|---|---|
| 参考価格(税込) | 37,950円 | 約40,000円〜 | 約43,000円〜 |
| 本体重量 | 7.5kg(最軽量クラス) | 7.4kg | 10.0kg |
| 使用期間(身長) | 76cm〜150cm | 76cm〜150cm | 76cm〜145cm |
| 足元の快適性 | トップテザー(足元スッキリ) | トップテザー | サポートレッグ |
| 最大の特徴 | 座面の長さを調節可能 | 省スペース設計 | ジャンピングハーネス |
こうやって並べると、エールベベよりも圧倒的に軽くて、コンビにはない「座面の長さ調節(エクステンドシート)」がある分、子どもが小学生になっても一番窮屈になりにくいのはリライドABかなと思います。価格も含めてバランスがいいのが魅力です。
スペックの強さは分かった。でも実際の生活シーンで使うとどうなのか、そこが一番気になるところですよね。
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カーシェアでも使いやすい? ソリオ・ヤリスに載せてみた
比較で分かったスペックの強みって、実際の使用シーンでこそ活きてきます。我が家はカーシェアを使うんですが、リライドABは背もたれを外して折りたためるので、自宅から車まで運ぶのがラクなんです。7.5kgの軽さも相まって、この「折りたたんで持ち運べる」機能との相性、抜群です。
実際にコンパクトなヤリスと、スライドドアのソリオの後部座席に置いてみましたが、座席に固定するタイプだから、足元に荷物を置けるスペースがちゃんと残ります。車種を気にせずに設置しやすいのは、複数の車を使う機会があるカーシェアを利用する家庭にとって大きなメリットです。
ソリオ・ヤリスなど他の車種での設置比較は、こちらの記事でも詳しく紹介していますので気になる方はチェックしてみてください。
ここまで使用感を中心に話してきましたが、最後に細かい疑問にもサクッと答えておきます。
よくある質問(FAQ)
Q. リライドABって何歳から使えるの?
A. 年齢はあくまで目安(生後15ヶ月頃から)です。大事なのは「身長76cm以上、かつ月齢15ヶ月以上」を満たしてるかどうか。R129の最新基準に基づいた判断なので、年齢だけで判断せず、実際の身長をチェックしてから使い始めるのがおすすめです。
Q. 組み立ては難しい?
A. パーツ自体はそこまで多くないので、説明書を見ながらであれば大きくつまずくことはないと思います。ただ、ベルトの通し方だけは最初ちょっと迷うかもしれません。取り付け方向を間違えると安全性に関わる部分なので、初回だけは焦らず説明書と照らし合わせながら進めるのがおすすめです。
Q. 女性一人でも取り付けできる?
A. 正直、心配していましたが問題なくできました。本体が7.5kgと軽量なのと、ISOFIXコネクターがワンタッチで伸びる仕様になっているおかげで、車への固定自体はそこまで力を使いません。むしろ最初につまずきやすいのは力よりも「ベルトの通し方」なので、そこさえクリアすれば一人でも十分対応できます。
Q. カバーって洗えるの?
A. シートカバーは取り外して洗濯機でジャブジャブ洗えます。汗をかきやすい季節や、お漏らし・飲み物こぼしちゃった時も安心。肩パッドのカバーも取り外して洗えるので、清潔に保ちやすいのも嬉しいポイントです。
まとめ:こんな人におすすめ
ここまで、良かったところも気になったところも含めて、我が家のリアルな使用感をお伝えしてきました。正直、頻繁に違う車へ載せ替える機会が多い人には、他の選択肢の方が合うかもしれません。でも、マイカー固定で使う人や、たまにカーシェアを利用するくらい(折りたためて持ち運べる)の人なら、コスパ・軽さ・長く使える座面設計のバランスで、リライドAB以上の選択肢はなかなか見当たらない、というのが実際に使ってみた我が家の結論です。

