「子どもが2人になったら、さすがに車を買うべきなのかな……」「カーシェアでチャイルドシート2台運用なんて、正直しんどそう」わかります。私も下の子が生まれる直前、同じことで何日も悩みました。
でも、結論から言います。5年以上タイムズカーを使い続けている我が家が出した答えは「運び方をたった1つ変えるだけで、子ども2人でもカーシェアだけで十分やっていける」でした。
我が家が使っているチャイルドシートは、実は軽量タイプではありません。安全性・使い勝手を優先して選んだ「リライドAB」は、正直それなりに重さがあります。それでも今、毎回の外出がまったく苦になっていません。理由は、シートそのものではなく「運び方」を変えたからです。この記事では、何をどう変えて、何が起きたのかを包み隠さずお伝えします。
結論:子ども2人でもカーシェア(タイムズカー)は十分利用できる
育児でカーシェアを選ぶ家庭が増えている理由
少し前まで「子どもが増えたら車を買う」のが当たり前でした。でも今は違います。都市部を中心に、あえて車を所有せず、必要なときだけカーシェアを使う「カーシェア子育て」というスタイルを選ぶ家庭が明らかに増えています。
タイムズカーのステーション数の増加により、駅前やスーパーの駐車場の一角など「すぐそこにある」存在になったことが大きな理由です。
最初は「子どもが2人になったら車を買うしかない」と半ば諦めていました。ですが、荷物とシートの「運び方」を見直したことで、その悩みはほぼ解消しました。
カーシェアで子ども2人育児が「大変」と感じた4つのデメリット
我が家は3歳と0歳の子どもがいます。一人だけ車に乗せていればよかった時と比べ、2人になると荷物も増えて大変さが増します。まず正直に「大変だった部分」からお伝えします。
1. チャイルドシートを毎回持ち込んで設置する必要がある
これが最大の壁でした。タイムズカーの標準装備は基本的に「ジュニアシート(4歳頃〜向け)1台のみ」。赤ちゃんや3歳以下の幼児がいる家庭、まして子ども2人がいる家庭では、自前で1〜2台のチャイルドシートを毎回持ち込んで設置する必要があります。
我が家が使っているリライドABは、安全性や座り心地を優先して選んだ分、軽量モデルと比べると重さがあります。以前はリライドABと荷物をベビーカーの座面やに無理やり乗せて運んでいたのですが、段差やエレベーターのたびにぐらついていて、完全に重量オーバーをしていました。特に雨の日、子どもがぐずっているとき、両手に荷物があるときは、大変すぎて出発の時に疲れてしまって出かける気を失くすレベルでした。正直、これが原因で「もう車を買おうか」と本気で話し合った夜もあります。
しかも、見過ごせないのが安全性の問題です。JAFと警察庁が合同で行った2025年の全国調査※1によると、チャイルドシートが正しく取り付けられていたのは74.8%にとどまり、残りの25.2%は何らかの不備があったという結果が出ています。運搬の時点でバタバタしていると、設置も雑になりがちです。焦って適当に装着してしまうと、4台に1台はこの「不備」に該当してしまう計算です。子どもの命を預ける道具だからこそ、シートそのものは安全性重視で選び、「運ぶ手段」の方を工夫するのが正解でした。
ここが分かれ道でした
シートを軽量モデルに買い替えるか、今の安全性の高いシートはそのまま使い続けて「運び方」を変えるか。我が家は後者を選びました。
[→ 我が家が実際に使っている運搬アイテム「キャンプ用カート」を見てみる]
2. オムツ・着替え・抱っこ紐など荷物が想像以上に多い
子ども1人のときとは荷物の量が根本的に違います。2人分の着替え、オムツ、飲み物、抱っこ紐、ベビーカー。そこに重いチャイルドシートと買い物後の荷物まで加わると、車を降りてから玄関にたどり着くまでが一仕事です。
両手がふさがった状態でシートまで抱えるのは正直無理があります。ここでも「運び方」の工夫が効いてきます。
3. 土日や大型連休は予約が取れないことがある
これは正直、油断していると失敗しがちです。というのも、連休や長期休暇は、高い確率で近隣ステーションの車両が埋まっていることがあります。行き当たりばったりで動くと痛い目を見るので、後述する「前日予約」をすることがオススメです。
4. 車種によって取り付け方や操作感が毎回異なる
コンパクトカー、ミニバン、SUVなど、ステーションによって車種はバラバラです。ISOFIXの金具の位置やシート形状が微妙に違うため、「先週はスムーズに付けられたのに今日は手間取る」ということも普通に起こります。
車種が変わっても、シートとその他の荷物を一度にまとめて車まで運べる状態にしておけば、設置作業そのものに集中できるので、この「毎回勝手が違う」ストレスもかなり軽減されます。
それでも我が家がマイカーを買わずにタイムズカーを使い続ける理由
マイカー所有にかかる維持費を大幅カットできる
ここまで大変さを正直に書きましたが、それでも我が家がマイカーを買わない理由は単純です。固定費の差が大きすぎるからです。
一般的な目安として、普通自動車で年間51万円前後、軽自動車でも年間33万円ほどの維持費がかかるとされ、ローンを組んで購入する場合はさらに年間50万円前後を見込んでおく必要があるとも言われています。
これを月換算すると、毎月4万円前後です。週末しか乗らない我が家にとって、この固定費を丸ごと手放せるのは非常に大きなメリットでした。
どれだけ費用がかかるか詳しくは以下でまとめていますので気になる方はチェックしてみてください↓
裏を返せば、この「毎月4万円」を払い続けるかどうかの分かれ道に立っているのに、その判断を先延ばしにして「とりあえず今の運び方のまま様子を見る」を続けている家庭が実は一番損をしています。運搬アイテムへの数千円〜1万円台の投資を先延ばしにするたび、本来浮くはずだった固定費の恩恵を受けられないまま、ストレスだけが積み重なっていくからです。
子どもの成長に合わせた固定費削減と教育資金の確保
子どもが小さいうちは、車に乗る頻度もどうしても週末中心になりがちです。だったら固定費を抑えて、その分を将来の教育資金や家族旅行の予算に回したほうが、我が家にとっては合理的だと考えています。
子ども2人のカーシェア利用を劇的にラクにする我が家のリアルな工夫
ここでは具体的にベビーカーでチャイルドシートなどの荷物を運搬していたのをあるものに変えるだけで、子ども2人でもカーシェアだけで十分やっていけると思えた神アイテムをご紹介します。
【最重要】シートは変えず、「運ぶ手段」をベビーカーからキャンプ用カートに変える
ここまで何度も触れてきましたが、改めてまとめます。我が家が変えたのは、チャイルドシートそのものではありません。「運ぶ手段」を、ベビーカーからキャンプ用カート(アウトドアワゴン)に変えた、それだけです。
きっかけは単純で、ベビーカーは「子どもを乗せて押す」ための道具であって、重いチャイルドシートや大量の荷物を一緒に運ぶようには作られていない、と気づいたことでした。一方でキャンプ用カートは、もともとキャンプ道具や大型クーラーボックスなど重量物を積んで悪路でも運ぶために作られているので、耐荷重も安定性もまったく別次元です。リライドAB本体と、着替え・オムツ・飲み物のバッグをまとめて積んで、玄関から車まで一度に運べるようになりました。
変える前と後で、正直これくらい変わりました。
| 変更前(ベビーカーで運搬) | 変更後(キャンプ用カートで運搬) | |
|---|---|---|
| リライドAB+荷物をまとめて運べるか | 無理があり、別々に何往復もしていた | 一度に積んで1往復で完了 |
| 段差・エレベーターでの安定感 | シートがぐらつき不安だった | 持ち運びがスムーズ。少ない力で持ち運びできるので女性でも運びやすい。 |
| 大人1人で運搬できるか | かなり厳しい | 押すだけなので1人でも可能 |
| 「今日は面倒だから車をやめよう」と思う頻度 | 月に数回あった | ほぼゼロに |
「カーシェアのためだけにキャンプ用品を買うなんて大げさでは」——正直、私も最初はそう思っていました。ですが冷静に考えると、数千円〜1万円台のカート1台に投資するだけで、毎月4万円前後かかるマイカー維持費をまるごと避け続けられます。しかも、本来の用途であるキャンプやアウトドア、公園遊びの荷物運びにも普通に使えるので、用途は一つに限られません。投資額を回収するのに、カーシェアを数回使うだけで十分という計算になります。
こんな方には特におすすめです
- リライドABなど、安全性重視で選んだ結果、重めのシートを使っている
- 毎回シートと荷物を別々に何往復もして運んでいて疲れる
- ベビーカーが荷物置き場と化していて、子どもを乗せる余裕がない
▼ 実際の使い心地を写真付きで詳しくレビューしています
[→【実物レビュー】キャンプ用カートでリライドABと荷物をまとめて運んでみた]
[バナー設置:「重いチャイルドシートも荷物もまとめて運べる!我が家愛用のキャンプ用カートの詳細を見る」]
車の予約は前日までに済ませ、荷物は玄関にまとめておく
出発当日に慌てないよう、車の予約は前日の夜までに完了させています。合わせて、オムツ・着替え・飲み物などの荷物とリライドABをカートに乗せる形で前日のうちに玄関にまとめておく。これだけで当日の朝がかなりラクになります。
「買い物・公園・小児科」など用事は1日にまとめて効率化する
カーシェアの利用頻度自体を週1〜2回に絞り、1回の外出で用事をまとめて済ませるようにしています。カートに荷物を積んだまま買い物先でも活躍するので、行き帰りの負担がさらに減ります。
タイムズカー利用が向いているご家庭・車を買った方がいいご家庭
すべての家庭にカーシェアが向いているわけではありません。正直にまとめると次の通りです。
タイムズカーが向いているご家庭
- 都市部・駅近に住んでいる
- 車に乗るのは主に土日やレジャーのとき
- 年間走行距離が少なく、固定費を下げたい
マイカーを購入した方が満足度が高いご家庭
- 地方在住で公共交通機関の選択肢が少ない
- 毎日の保育園送迎や習い事の送り迎えで車が必須
- 予約の手間を一切かけたくない
カーシェア向きのご家庭であれば、あとは運び方さえクリアすれば、今日からでも快適な「車なし2児育児」がスタートできます。
まだ迷っている方へ:よくある不安に正直に答えます
「本当に効果があるの?大げさに言っているだけでは?」
半信半疑なのは当然だと思います。私自身、5年間このスタイルを続けてきて、途中でマイカー購入を検討したことも正直あります。ただそのたびに、年間数十万円の固定費と天秤にかけると、運び方の工夫ひとつで解決できる悩みに数十万円を払う理由が見つかりませんでした。
「カートを買う費用が惜しい」
数千円〜1万円台は決して安い金額ではありません。ただ、マイカー維持費(月4万円前後)と比べると、この金額は「1回分の固定費未満」です。むしろ、今の運び方のまま「カーシェアが面倒だから」と車を購入してしまう方が、長期的には高くつきます。
「シートを軽量モデルに買い替えた方が早いのでは?」
その選択肢もありますが、安全性や座り心地で選んだシートを手放すのは本末転倒だと感じています。シートは変えず、運搬方法だけを変える方が、結果的に満足度が高いというのが我が家の実感です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 子ども2人でカーシェアを使うのは現実的に大変ですか?
最初の数回は慣れが必要ですが、荷物とシートの運び方さえ工夫できれば、問題なく運用できています。むしろ運び方を間違えなければ、大変さの9割は解消すると感じています。
Q2. タイムズカーに標準装備されているチャイルドシートだけで足りますか?
足りないケースがほとんどです。標準装備は基本的にジュニアシート(4歳頃〜)1台のみのため、赤ちゃんや幼児期のお子さんがいる場合は、1〜2台を自分で用意する必要があります。
Q3. 雨の日のチャイルドシート取り付けや荷物の搬入はどうしていますか?
傘を固定できるクリップを活用したり、先に大人だけで車を取りに行き、マンションの屋根の下まで回送してから乗せる、といった工夫をしています。カートに荷物とシートをまとめておけば、雨の中を何往復もせずに済みます。
Q4. ベビーカーはカーシェアのトランクに積めますか?
コンパクトカークラスの車種でも、B型ベビーカーや折りたたみ式であれば問題なく積めることがほとんどです。我が家は現在、近距離の荷物運びはカート、遠出のお出かけはベビーカーと使い分けています。
Q5. 重いチャイルドシートのままでも大丈夫でしょうか?
シート自体が重いことは問題ではありません。問題は「運び方」です。運搬手段さえ整えば、安全性重視の重めのシートを使い続けても、日々のストレスはほぼ発生しません。
まとめ:「子どもが2人になったら車が必要」ではなく、ライフスタイルに合わせて賢く選択しよう
「子どもが2人になったら車が必要」という思い込みを、一度手放してみませんか。
我が家の場合、その分かれ道はシートの買い替えではなく、運ぶ手段をベビーカーからキャンプ用カートに変えた、たったそれだけでした。
カーシェアと、荷物・シートをまとめて運べる工夫を組み合わせれば、年間数十万円の節約と、快適な移動の両立は十分可能です。今日悩んでいる「毎回の運搬・設置が大変」というストレスは、明日の運び方1つで変えられます。
まずは我が家が実際に使っているキャンプ用カートをチェックしてみてください。
[最終CTAバナー:「重いチャイルドシートも荷物もまとめて運べる!我が家愛用のキャンプ用カートをチェックする」]
※1:使用率は過去最高の82.4%、それでも見逃せないチャイルドシート未使用の現状~チャイルドシート使用状況全国調査を実施、6歳未満の6分の1が未使用~ https://jaf.or.jp/common/news/2025/20250925-001

